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アルテミシア アンヌア は、人と犬のIBD(炎症性腸疾患)に効果を示すことが知られており、当院でも複数の例で確認できています。
アルテミシア アンヌアの炎症性腸疾患への効果
アルテミシア アンヌアの投与開始後に、その効果が出るまで多少の時間(数週間程度)がかかります。
そしてステロイドをはじめとする治療薬の併用が最小限に、もしくは与えなくても良くなります。
長期下痢をし、各種の下痢止め薬を使用しても悪化傾向にあったボストンテリアのリオンちゃんの例を、飼い主様の許可を得て紹介いたします。
経過
■2024年6月5日
下痢がひどく、お腹を痛そうにし震えるのが長期続きIBDを疑って治療を実施中。
アルテミシア アンヌアを入手できたため、説明をさせていただき同意を得て投与を開始する。
■2024年6月11日
私が休みの日、リオンちゃんの心疾患を担当してもらっている獣医師による代診。
まだ私以外アルテミシア アンヌアが何であるかを知らない時期でした。
下痢が続いているため超音波検査を実施。
リンパ腫へと進展していることを強く疑うことを告げる。
プレドニゾロンの投与を開始し、以後現在まで投与量の加減をしながら継続。
■2024年6月20日
まだ血便もある。
■2024年6月29日
便は改善してきているとのこと。
■2024年7月4日
アルテミシア アンヌア投与後間もなく食欲改善し現在も良好。
軟便程度の崩れはあるものの、総じて便は改善状態が続く。
■2024年9月19日
最近ずっと下痢はしていないとのこと。
■2024年10月30日
アルテミシア アンヌア入手困難となる。
前回処方した28日分が最終となった。
■2024年11月12日
アルテミシア アンヌアが切れて2週間経過。
現状便は問題ない。
腹腔内のリンパ節は軽度腫大。
■2025年1月11日
アルテミシア アンヌアが切れて1か月半が経過。
再び下痢や粘血便を排泄し始めた。
アルテミシア アンヌア開始、下痢止めも併用。
■2025年2月22日
私が休みの日。
2024年6月11日と同じ獣医師による代診。
下痢をしたために超音波検査を実施。
空腸壁の肥厚、空腸リンパ節、右結腸リンパ節の腫脹を確認。
リンパ腫もしくは腸腺癌などがんや腫瘍に違いないと告げ、複数箇所のFNAを実施。
後日検査結果が出て腫瘍性の異常認められず、リンパ節は反応性過形成。
■2025年4月16日
アルテヌア継続中。
私と前回前々回超音波検査にて腫瘍を疑うと告げた獣医師と共に超音波検査を実施。
腸管およびリンパ節が正常となっているのを確認。
■2025年8月23日
ずっと良便が続いている。
プレドニゾロンを0.46mg/kg EOD(隔日投与)とした。
次回プレドニゾロンを休薬しアルテミシア アンヌア単独とする予定。
アルテミシア アンヌア(クソニンジン)に含まれるアルテミシニンは、その誘導体のアルテスネートやアルテミシア アンヌアから抽出され精製したアルテミシニン純末の同量で比較すると、アルテミシア アンヌア(クソニンジン)の方ががはるかに血中有効濃度が高く長時間作用してくれることが確認されています。
それはアルテミシア アンヌアに含有されているさまざまなその他の成分が、アルテミシニンの吸収を助け、血中から消え去る時間を長くさせ、各種成分それぞれが持つ消炎作用などの効果が加わるためであり、これらは多くの論文で証明されています。
私の経験でも、アルテスネートを高用量投薬するよりもアルテミシア アンヌアを通常量与える方が、はるかに有効であることを実感しています。
25/12/25
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アルテミシア アンヌアの炎症性腸疾患への効果
アルテミシア アンヌアの投与開始後に、その効果が出るまで多少の時間(数週間程度)がかかります。
そしてステロイドをはじめとする治療薬の併用が最小限に、もしくは与えなくても良くなります。
長期下痢をし、各種の下痢止め薬を使用しても悪化傾向にあったボストンテリアのリオンちゃんの例を、飼い主様の許可を得て紹介いたします。
経過
■2024年6月5日
下痢がひどく、お腹を痛そうにし震えるのが長期続きIBDを疑って治療を実施中。
アルテミシア アンヌアを入手できたため、説明をさせていただき同意を得て投与を開始する。
■2024年6月11日
私が休みの日、リオンちゃんの心疾患を担当してもらっている獣医師による代診。
まだ私以外アルテミシア アンヌアが何であるかを知らない時期でした。
下痢が続いているため超音波検査を実施。
リンパ腫へと進展していることを強く疑うことを告げる。
プレドニゾロンの投与を開始し、以後現在まで投与量の加減をしながら継続。
■2024年6月20日
まだ血便もある。
■2024年6月29日
便は改善してきているとのこと。
■2024年7月4日
アルテミシア アンヌア投与後間もなく食欲改善し現在も良好。
軟便程度の崩れはあるものの、総じて便は改善状態が続く。
■2024年9月19日
最近ずっと下痢はしていないとのこと。
■2024年10月30日
アルテミシア アンヌア入手困難となる。
前回処方した28日分が最終となった。
■2024年11月12日
アルテミシア アンヌアが切れて2週間経過。
現状便は問題ない。
腹腔内のリンパ節は軽度腫大。
■2025年1月11日
アルテミシア アンヌアが切れて1か月半が経過。
再び下痢や粘血便を排泄し始めた。
アルテミシア アンヌア開始、下痢止めも併用。
■2025年2月22日
私が休みの日。
2024年6月11日と同じ獣医師による代診。
下痢をしたために超音波検査を実施。
空腸壁の肥厚、空腸リンパ節、右結腸リンパ節の腫脹を確認。
リンパ腫もしくは腸腺癌などがんや腫瘍に違いないと告げ、複数箇所のFNAを実施。
後日検査結果が出て腫瘍性の異常認められず、リンパ節は反応性過形成。
■2025年4月16日
アルテヌア継続中。
私と前回前々回超音波検査にて腫瘍を疑うと告げた獣医師と共に超音波検査を実施。
腸管およびリンパ節が正常となっているのを確認。
■2025年8月23日
ずっと良便が続いている。
プレドニゾロンを0.46mg/kg EOD(隔日投与)とした。
次回プレドニゾロンを休薬しアルテミシア アンヌア単独とする予定。
アルテミシア アンヌア(クソニンジン)に含まれるアルテミシニンは、その誘導体のアルテスネートやアルテミシア アンヌアから抽出され精製したアルテミシニン純末の同量で比較すると、アルテミシア アンヌア(クソニンジン)の方ががはるかに血中有効濃度が高く長時間作用してくれることが確認されています。
それはアルテミシア アンヌアに含有されているさまざまなその他の成分が、アルテミシニンの吸収を助け、血中から消え去る時間を長くさせ、各種成分それぞれが持つ消炎作用などの効果が加わるためであり、これらは多くの論文で証明されています。
私の経験でも、アルテスネートを高用量投薬するよりもアルテミシア アンヌアを通常量与える方が、はるかに有効であることを実感しています。