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日本の動物病院で最も早くからアルテミシニン、アルテスネート、アルテミシア アンヌア(クソニンジン)を臨床応用した経験から、様々な情報を紹介するホームページです。
私は長くアルテスネートを主軸に治療を実施してまいりましたが、現在はアルテミシア アンヌア(クソニンジン)を主軸として犬・猫のがん・腫瘍、IBD 、腎不全などの治療を実施しております。
その理由は以下の通りです。
アルテミシア アンヌアには
アルテミシニンや他のアルテミシニン類に加えカスチシンなど何種類もの成分が含まれており、それらの協力作用によりがん細胞・腫瘍細胞の破壊を手伝ってくれます。
アルテミシア アンヌアを
動物のがんに応用することはドイツに始まりましたが、現在はヨーロッパ、北米、南米、アジアなどに実績があります。
アルテミシア アンヌアは
抗がん剤との併用で、抗がん剤の効果を高めることが知られています。
アルテミシア アンヌアは
副作用がほとんどなく、投与中の体調は投与前より良好となることが論文でも実症例でも確認できております。
アルテミシア アンヌアには
複数の成分が含まれ、がん細胞・腫瘍細胞を破壊する作用以外に、炎症性腸疾患を改善することやその他さまざまな利点を持っております。
アルテミシア アンヌアを
使用してみたい方は、来院いただくか、電話にて連絡をください。オンライン診療の後に発送することも出来ます、お気軽に白石まで連絡ください。
アルテミシア アンヌア・アルテミシニン類について知る
犬猫のがんや腫瘍に有意な効果が確認されている
アルテミシア アンヌアが、犬猫のがんや腫瘍に対しどのような効果を示すかを調べた論文(ドイツ)では、標準的な治療のみの群と標準的治療とアルテミシア アンヌア併用の群で比較した結果、併用した群で明らかな体調の良化に加え生存期間の延長が確認されたことを報告しています。
アルテミシア アンヌアは同量のアルテミシニンと比べ効果が高い
アルテミシニン単味のものと比べ45倍以上の血中濃度となり、より長時間血中に留まることがマウスで確認されています。
これはアルテミシア アンヌアに含まれるその他複数の成分の協力作用であることがわかっています。
そのためアルテミシニンそのものを摂取するより効果的であり、同様にアルテスネートやアルテメテルなどよりも効果的であると言えます。
抗がん剤の効果を高め副作用を軽減する
アルテミシアアンヌアやアルテミシニンとその誘導体は、抗がん剤の効果を高め、副作用を軽減するように働きます。
また、薬剤耐性を起こしにくくし、薬剤への耐性を示した場合も元に戻してくれる可能性があることを様々な論文において報告されています。
血管新生を阻害する
アルテミシア アンヌアなどは血管新生を阻害することによってがんや腫瘍の成長を阻害してくれることが期待されます。
転移や浸潤を抑制する
アルテミシア アンヌアなどはがん細胞や腫瘍細胞の転移や周囲への浸潤を抑制してくれることが期待されます。
炎症や痛みを取ってくれる
アルテミシア アンヌアに含有される成分のアルテミシニンとデオキシアルテミシニンが強い抗炎症作用と鎮痛作用を示すことを報告する論文があり、がんや腫瘍の苦しみを軽減してくれることが示唆されます。
前述のドイツの論文ではアルテミシア アンヌアを摂取した動物は動きが活発になったり、落ち着いてくれたりしたことを伝えています。
CRPとSAAを低下させる
アルテミシア アンヌアを摂取することによりCRPとSAAを低下させることができます。
ヒトのがん患者の予後はCRPの値と相関関係があるようです。
CRPを低下させることでQOLの改善が見込まれます。
アルテミシニンの製剤化
アルテミシニン製造は、エリート株のアルテミシア アンヌアからのみ抽出されています。
それ以外のものはアルテミシニン含有量が非常に少なく効率的ではありません。
アルテミシニンの別の製造方法
アルテミシニンは、何年も前に遺伝子を操作した酵母から製造する方法が開発されています。
私の記憶ではイタリアの会社がその技術を持っていたのですが、他国に(東欧のどこかです)譲渡したようです。
しかし、アルテミシア アンヌアから抽出し製造する方がより安価で済むため、いまだにアルテミシア アンヌアからの製造が大半を占めています。
エリート株とそれ以外の株との違い
アルテミシア アンヌアには普通の株といく種類かのエリート株が存在します。
これらのアルテミシニン濃度の差は最大100倍以上の違いがあることを複数の論文が伝えています。
また漢方薬として認められるものもしっかり選ばないとエリート株のアルテミシニン含有量にははるかに届きません。
アルテミシニンを高濃度に保つのは困難
アルテミシア アンヌアのアルテミシニン濃度を保つのが何故難しいのか、それはアルテミシア アンヌアが完全他家受粉であるからです。
エリート株を厳密な管理下で栽培しない限り、高濃度含有を何代にもわたってキープすることは困難なのです。
アルテスネートはアルテミシニンから製造
アルテスネートをはじめとしたアルテミシニン誘導体はアルテミシア アンヌアから抽出したアルテミシニンから製造されています。
アルテスネートはプロドラッグであり、体内での活性代謝物はジヒドロアルテミシニンです。
生体内で速やかに変換されて効果を示しますので、その効果はジヒドロアルテミシニンの効果と言うことができます。
そしてアルテミシニン、アルテメテル、アルテエーテルも同様にジヒドロアルテミシニンへと代謝され効果を示します。
ジヒドロアルテミシニンとは
アルテミシニンには中核になる構造があります。
そこにいくつかの出っぱった部分があります。
その一つの出っ張りにあたる酸素原子に水素原子がひとつくっついた構造に変化します。
たったこれだけの変化で水溶性でもなく、脂溶性でもないものが水溶性になって吸収しやすく変化し、さらには効果も強くなるのです。
アルテミシア アンヌアの含有成分
◯アルテミシニン ◯アルテメチン
◯カスチシン ◯クリソプレネチン
◯シルシリオール ◯クリソスプレノール D
◯シルシリネオール ◯アルテアンヌインB
◯ユーパトリン ◯アルテミシテン(AT)
◯スコポレチン ◯アルテミシニック酸(AA)
◯ジヒドロアルテミシン酸(DHAA)
◯アルテミシニックアルデヒド(AO)
◯ジヒドロアルテミシニックヒドロペルオキシド(DHAHP)
◯ジヒドロアルテミシニック酸ヒドロペルオキシド(DHAAHP)
◯デオキシアルテミシニン(dART)
(これらの多くが抗がん作用を持ち相乗効果が期待できます)
・
(注意)
蕾をつける頃有効成分が急増します
そして帯果・帯花の枝葉は医薬扱いとなります
それ以前のものは非医扱いですが
有効成分はほとんど含有されていません
狭山市の中央動物病院、白石動物病院での一次診療に加えて
所沢市の日本小動物医療センターでの外科実施経験をもとに
通常の治療方法では手に負えなくなった動物たちにたいして
してあげられるQOL向上のための方法を探し続け、ようやく
アルテミシア アンヌア(クソニンジン)の応用にたどり着き
がんや腫瘍に苦しむ犬猫を飼育するご家族に情報提供します
発送も可能ですので、白石まで連絡ください。
水・木・金・土曜日が、連絡可能な曜日です。
但し、不定期でお休みをいただくこともあり、
日を改めての折り返しとなることがあります。
その際はどうぞご容赦いただきたく存じます。
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