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ジヒドロアルテミシニン
アルテミシア アンヌアには数種類のジヒドロアルテミシニン系成分が含まれています。
アルテミシニン、アルテスネート、アルテメテルなどアルテミシニン誘導体は吸収後すぐにジヒドロアルテミシニンに変換されます。
従って、吸収されたアルテミシニンやその誘導体の効果は、ジヒドロアルテミシニンの働きと言えます。
ジヒドロアルテミシニンはがん細部や腫瘍細胞に対して、以下に示すさまざまな抗がん効果を発揮します。
ジヒドロアルテミシニンは in vitro および in vivo で癌細胞の増殖を阻害します。
ジヒドロアルテミシニン が胃癌、食道癌、肝細胞癌、大腸癌などの細胞の増殖を抑制することが示されています。
ジヒドロアルテミシニンは胃癌細胞へのヘリコバクター ピロリの接着を抑制し、ヘリコバクター ピロリによって増強される ROS 産生を減少させ、ヘリコバクター ピロリ誘発性胃癌に治療効果がある可能性があるとも述べられています。
普通の細胞は一定の時間が経つと自然死し、これをアポトーシスと呼んでいます。
がんや悪性腫瘍の細胞はアポトーシスが起こりにくい状態となるために、無限の増殖をし、果ては転移につながって行きます。
ジヒドロアルテミシニン は in vitro( 試験管やシャーレなどの中での試験)および in vivo (生体内試験)でがんや悪性腫瘍の細胞のアポトーシスを有意に誘導できることがこの論文で示されています。
がん治療は進歩を遂げてきましたが、死亡率の大幅な低下はいまだ達成できておらず、その主な原因は転移にあります。
上皮間葉転換 (EMT) は、上皮細胞が間葉細胞に変化し、遊走および浸潤の能力を獲得するプロセスですが、ジヒドロアルテミシニンはEMT関連遺伝子を制御することが判明したことが記載されています。
その他複数のプロセスに対しても阻害する能力が証明されています。
がんや腫瘍が育つためには、たっぷりの酸素や栄養の供給が必要なために血管をどんどん伸ばす(血管新生する)必要があります。
ジヒドロアルテミシニンは血管新生を抑制する力を持っており、この点でもがんや悪性腫瘍の増殖に対抗してくれます。
ジヒドロアルテミシニンが膵臓癌細胞における血管新生と腫瘍増殖を阻害し、NF-κB DNA 結合活性を低下させ、下流の血管新生促進遺伝子を下方制御することを発見したことなど、いくつかの論文が示されています。
ジヒドロアルテミシニンと化学療法薬と組み合わせ、抗がん効果を大幅に高めることができます。
ドキソルビシン、シスプラチン、カルボプラチン 、シクロホスファミド、ラパマイシン、ゲフィチニブ、オンコナーゼ、トラスツズマブ、ドセタキセル、ゲムシタビン、スニチニブ、ソラフェニブ、ファルネシルチオサリチル酸、これらとジヒドロアルテミシニンの併用について述べられています。
ジヒドロアルテミシニン類を含むアルテミシア アンヌアを併用することによっても効果を高められますし、副作用を軽減し体調を良好に保たせる効果も報告されています。
白石動物病院は上記の外科疾患の他、様々な外科疾患に対する豊富な手術実績がございますので安心して相談ください。またアルテミシア アンヌアにご興味のある方は電話にて白石まで連絡ください。オンライン診療後発送も可能です。
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