子猫を拾ってしまったぁ

中央動物病院

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子猫を拾ってしまったぁ

STAFF BLOG

2017/12/17 子猫を拾ってしまったぁ

 毎年、この件で来院して頂くことが多々あります。

まだ目の開いていない子、ひどい風邪ひきの子、ガリガリで元気のない子、本当に拾った子なのかと疑うほど元気できれいな子と様々です。

 多くの場合、拾った時点で子猫に元気がなっかったり何かしらの症状があれば病院に連れてきてくれます。

注意しなければならないのが拾った時点で問題がなく元気にしていても、後に問題を起こす可能性がある厄介な病気が隠れていることが時々ある事です。

そんな病気の代表的なもので簡単に調べることができるのがネコエイズ(ウイルス感染症)とネコ白血病(ウイルス感染症)です。(どちらの病気もすごく簡単に説明するといったん発症すると免疫力が低下して様々な症状を起こしながら衰弱していきます。)

 その子1頭飼いであればすぐに検査はしなくてもいいのですが複数飼いになる方は必須の検査になると思われます。

なぜかと言うと同居することになる健康なネコに病気をうつしてしまうからです。

特にネコ白血病ウイルス感染症は唾液を介して感染するため食器の共有すら危険となります。

そのため事前に検査を行い同居が可能か否か、あるいは対策を立ててから同居させるかを判断します。

 このように保護したばかりの子猫は見た目が元気だとしても一度、動物病院で健康診断を受けることをお勧めします。

また先住の動物がいれば最初は保護した子猫と一緒にしないで、しばらくは別々にして下さい。

ウイルス疾患の他にも、外部寄生虫や内部寄生虫も多く見られますので、感染させてしまわないようにしたいものです。

もし分からないことがあれば当院にご相談下さい。

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